こんにちは、北口です。

6/11 シアトル発の『エースホテル』が日本初進出。京都・烏丸御池の『新風館』にプレオープン。

以前、施工させてもらったお客様と知人が働いているということもあり、お伺いさせてもらいました。

京都の歴史的建造物を活用した施設で、和洋と意匠とカルチャーが融合した創造的空間は、僕たち建築に携わる仕事をしているものからすると非常に刺激をもらいました。

1Fの木組みと照明が印象的で、設計したのはあの有名建築家隅研吾さんでした。日本では中々お目にかかかれない内装デザインだと思います。

2Fのレストランも反射する空間がクールで、天井に映るお酒のリキュールがまるでネオンのようで、日中でもムードがありました。　

客室の写真は撮ることが出来ませんでしたが、East meets Westとコンセプトを掲げ、97歳の染色工芸家・柚木沙耶郎さんによるアートワークが全213室に設置されているみたいで、作家や職人の仕事がそこかしこに存在しているようです。

レコードプレイヤー、和紙のスタンド照明や信楽焼のサイドテーブルといった和と洋の融合が、エースホテルを知らない人もひとクセある空間を楽しめるんではないかと思います。京都の文化など何か興味を抱く切り口になるかもしれません。

是非、ご興味のある方は行って見てほしいです。